介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問86 (認知症の理解 問6)
問題文
次のうち、認知症(dementia)の人の生活をアセスメントするうえで、身体的要因に含まれる項目として、適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問86(認知症の理解 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、認知症(dementia)の人の生活をアセスメントするうえで、身体的要因に含まれる項目として、適切なものを1つ選びなさい。
- 性格
- 居住環境
- 人的環境
- IADL(Instrumental Activities of Daily Living:手段的日常生活動作)
- 社会とのつながり
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、アセスメントにおける、情報整理について問われます。
アセスメントは本人について様々な情報を包括的に捉える必要がありますが、
情報が膨大な為、分類する必要があります。
誤りです。
性格は、個人の内面の部分にあたる為、
身体的要因ではなく、個人要因となります。
従って、適切ではありません。
誤りです。
居住環境は、周辺の環境を意味する為、
身体的要因ではなく、環境要因となります。
従って、適切ではありません。
誤りです。
人的環境は、周辺の環境を意味する為、
身体的要因ではなく、環境要因となります。
従って、適切ではありません。
正解です。
IADLには身体的要因が含まれます。
IADLとは、金銭管理や料理、買い物等の動作のことを言います。
環境的な要因もありますが、歩行や手先を使う動作もある為、
身体的要因も含まれることになります。
誤りです。
社会とのつながりは、周辺の環境を意味する為、
身体的要因ではなく、環境要因となります。
従って、適切ではありません。
アセスメントではICF、国際生活機能分類で情報を整理します。
本人の生活機能に加え、個人因子、環境因子、健康状態を分類します。
それぞれの要因を分類する技術が大切になります。
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02
この問題は、認知症ケアにおいて不可欠な「アセスメント」のうち、生活に影響を与える「身体的要因」を正しく見極められるかを問うものです。
認知症の人の行動や生活のしづらさは、脳の病変だけでなく、
視力・聴力の低下、痛み、持病の悪化、薬剤の影響といった「身体のトラブル」が引き金になることが少なくありません。
何が身体的要因にあたるのか、その視点を整理しましょう。
×
性格は身体的要因ではなく、心理的要因(個人的要因)に分類されます。
×
居住環境は環境的要因に分類されます。
×
人的環境は環境要因に分類されます。
〇
提示された選択肢の中で、
本人の「身体機能や生活動作の能力」に直接関わる項目はIADL(手段的日常生活動作)のみとなります。
IADL(買い物、調理、乗り物の利用など)は、認知機能だけでなく、
実際に体を動かす「身体的な機能」が基盤となって成り立つ生活動作です。
×
社会とのつながりは身体的要因ではなく、社会的要因(環境的・個人的要因)に分類されます。
認知症の人の生活をアセスメントする際は、複雑に絡み合う要因を整理して捉えることが重要です。
「環境、心理、社会」という外面的・精神的な要素から消去法でアプローチすることで答えを導きだしましょう。
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