介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問78 (発達と老化の理解 問6)
問題文
次のうち、加齢に伴い階段を上ると息切れしやすくなる現象に関係する恒常性の機能として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問78(発達と老化の理解 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、加齢に伴い階段を上ると息切れしやすくなる現象に関係する恒常性の機能として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 予備力
- 適応力
- 免疫力
- 抵抗力
- 回復力
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この過去問の解説 (2件)
01
恒常性(ホメオスタシス)とは
体外の環境が変わっても、体内の状態(体温、血圧、血糖値など)を常に一定に保とうとする仕組みのことです。
〇
予備力とは、身体が平常時に保たれている状態から、運動やストレス、病気などの大きな負荷がかかった際に、
それを補って元の状態を保とうとする機能や能力のことです。
負荷に対応しようとしても、すでに予備力が低下しているため、身体は酸素不足を補おうとして呼吸を速く深くし、結果として「息切れ」として現れます。
×
適応力とは、内部環境や外部のストレスや負荷に対して、身体の状態をダイナミックに調節し、
生存に適した一定の状態(恒常性)を維持・回復する能力のことです。
負荷がかかった時に、予備力をどれだけ「上手に使いこなして環境に合わせるかという調節能力」のことなので、
不正解です。
×
免疫力とは、ウイルスや細菌などの病原体(異物)から身体を守り、
健康な状態(恒常性)を維持する自己防衛システムのことなので、不正解です。
×
抵抗力とは、病原体や寒さ・暑さ、精神的ストレスなど、
心身に悪影響を及ぼすあらゆる外部からの「ストレス因子」に耐え、跳ね返す力のことなので、不正解です。
×
回復力とは、病気、怪我、疲労、精神的ストレスなどによって、
損なわれた心身の状態を、元の健康な状態(恒常性)にまで戻す能力のことなので不正解です。
恒常性とそれを保つための身体の防衛システムを繋げて覚えるようにしましょう。
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02
この問題は、恒常性の機能についての知識を問われます。
恒常性の機能とはホメオスタシスとも呼ばれ、
身体が外部環境にさらされても、一定の状態を保とうとする機能のことを言います。
これによって生命を維持することができます。
正解です。
予備力とは、体温維持等の生命を維持する上で必要な機能とは別の機能になります。
階段の昇り降りは主に心肺機能や下肢筋力が使われますが、
生命維持の機能とは異なる為、予備力が当てはまります。
誤りです。
適応力とは、高温や低温のような外部環境においても、
体温が変わることなく、身体が慣れていく機能のことを指します。
誤りです。
免疫力とは、ウイルスや細菌が体内に入った場合、それらを攻撃する役割や、
病気にかかった後、一定期間同じ病気にはかかりにくくなる機能のことを指します。
誤りです。
抵抗力とは、免疫力と同様にウイルスなどから身体を守る機能だけでなく、
体力やストレスに対する耐性等も役割の1つとされています。
誤りです。
回復力とは、損傷した組織が元の状態に戻ることを指します。
すり傷が治ることや、トレーニングによる筋肥大も回復力によるものとなります。
恒常性の機能は体温や血圧を一定に保つ重要な役割を担っています。
階段の昇り降りに使われる筋力や心肺機能も重要な機能ですが、
生命維持という観点において、予備力と呼ばれます。
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