介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問77 (発達と老化の理解 問5)

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問題

介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問77(発達と老化の理解 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

Aさん(22歳、女性)は、施設で介護福祉職として勤務し、食事や睡眠を工夫しながら、一人暮らしをしている。日々の生活や勤務状況に問題はない。職場にAさんと年齢の近い介護福祉職はおらず、休憩時間や休みの日も一人で過ごしている。Aさんは、「自分の仕事ぶりを上司に認めてほしいという気持ちはない。それよりも、仕事やそれ以外のことを深く話せる同年代の同僚がほしい」と思っている。
次のマズロー(Maslow, A.H.)の欲求階層説の各段階のうち、Aさんの現在の気持ちが当てはまるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 生理的欲求
  • 所属・愛情欲求
  • 安全欲求
  • 承認欲求
  • 自己実現欲求

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、Aさんのケースにおけるマズローの欲求階層説についての知識を問われます。

マズローの欲求階層説には5段階あり、

それぞれの名称と内容を結び付けて学習していくことがポイントとなります。

選択肢1. 生理的欲求

誤りです。

生理的欲求とは、食事や睡眠等生命を維持する上で必要な欲求です。

Aさんは食事や睡眠については自身で工夫しながら生活している為、適切ではありません。

選択肢2. 所属・愛情欲求

正解です。

Aさんは職場で仕事やそれ以外のことを深く話せる同年代の同僚がほしいと思っています。

これは職場という集団に対しての所属・愛情欲求が当てはまります。

選択肢3. 安全欲求

誤りです。

安全欲求とは、安全で快適な環境で生活したいという欲求ですが、

Aさんは日々の暮らしは問題なく生活しているので、適切ではありません。

選択肢4. 承認欲求

誤りです。

承認欲求とは、上司等の他者から認められたいという欲求ですが、

Aさんは自分の仕事ぶりを上司に認めてほしいという気持ちはないので、適切ではありません。

 

選択肢5. 自己実現欲求

誤りです。

自己実現欲求とは、自分の成長する機会を求め、実現させたいという欲求ですが、

Aさんはそれよりも、仕事やそれ以外のことを深く話せる同年代の同僚がほしいと言っているので、

適切ではありません。

まとめ

マズローの欲求階層説には、

①生理的欲求

②安全欲求

③所属・愛情欲求

④承認欲求

⑤自己実現の欲求とそれぞれ5段階あります。

①~④は欠乏欲求、⑤は成長欲求とも呼ばれます。

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02

Aさんの

「自分の仕事ぶりを上司に認めてほしいという気持ちはない。それよりも、仕事やそれ以外のことを深く話せる同年代の同僚がほしい」

この気持ちを読み解きましょう。

選択肢1. 生理的欲求

×

生理的欲求は人間が生物として命を維持するために、

からだが自然と求めるもっとも強力な欲求です。

よって不正解です。

選択肢2. 所属・愛情欲求

所属・愛情欲求(社会的欲求)は、「集団に加わりたい、誰かと心を通わせたい」という欲求です。

Aさんの気持ちはこれに当てはまるので正解です。

 

選択肢3. 安全欲求

×

安全欲求とは「心も体も、安全・安心で安定した環境で暮らしたい」という欲求です。

なので不正解です。

選択肢4. 承認欲求

×

承認欲求(尊厳欲求)とは、

「他人から認められ、評価されたい(他者承認)」だけでなく、

「自分は価値ある存在だと信じ、自信を持ちたい」という欲求です。

しかしAさんは「自分の仕事ぶりを上司に認めてほしいという気持ちはない」ということなので、

これには当てはまりません。よって不正解です。

選択肢5. 自己実現欲求

×

自己実現欲求とは「自分の持つ可能性や能力を最大限に発揮し、自分らしく生きたい」という欲求です。

Aさんの気持ちにはそのような記述はありませんので不正解です。

まとめ

マズローの欲求五段階説

非常に重要なので覚えておきましょう。

画像引用: https://www.kango-roo.com/ki/image_1482/

 

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