介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問73 (発達と老化の理解 問1)
問題文
次の記述のうち、ハヴィガースト(Havighurst, R.)の示す中年期の発達課題に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。
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問題
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介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問73(発達と老化の理解 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、ハヴィガースト(Havighurst, R.)の示す中年期の発達課題に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。
- 良心、道徳心、価値尺度を発達させる。
- 成人としての市民的・社会的責任を達成する。
- 満足できる住宅を確保する。
- 男性あるいは女性の社会的役割を身につける。
- 気心の合う社交集団を見つける。
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この過去問の解説 (3件)
01
ハヴィガーストは、独立した大人としての社会参加や次世代の育成を中年期の主要な課題として提唱しました。
中年期(30代〜50代頃)に達成すべき代表的な発達課題は以下の7項目です。
①成人(独立した大人)としての市民的・社会的責任の達成すること
②一定の経済的生活水準を築き、維持すること
③10代の子どもの成長援助
④大人の余暇活動の充実
⑤自分と配偶者とが人間として結びつくこと
⑥中年期の生理的変化を受け入れ、それに適応すること
⑦年老いた両親に適応すること
×
これは「児童期(6歳〜12歳頃)」に達成すべき発達課題として位置づけられています。
〇
地域社会や職場において、責任ある役割や立場を担うことです。
これは中年期で提唱されています。
×
これは「老年期(65歳以降〜)」に達成すべき発達課題として位置づけられています。
×
これは「青年期(12歳〜18歳頃)」に達成すべき発達課題として位置づけられています。
×
これは「成人初期(18歳〜30代前半頃)」に達成すべき発達課題として位置づけられています。
ハヴィガーストの発達課題
6ステージで分けられています。
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02
この問題は、「ハヴィガーストの発達段階を年代ごとに覚えているか」を問う問題です。
ハヴィガーストは、人生をいくつかの発達段階に分け、その時期ごとに達成すべき課題があると考えました。発達課題を達成すると、次の人生段階へスムーズに進みやすくなります。
問題文を見ると「中年期」とあります。つまり、「40~60歳ころの人が達成すべき課題」を選びます。中年期では仕事や家庭生活が安定し、社会を支える立場になります。したがって、社会人として責任を果たすことが発達課題になります。
不正解
これは児童期(学童期)の発達課題です。小学生ころになると善悪の判断、道徳や正義感を学びます。他には身体的の能力の学習や人格の独立性を達成することなどがあります。
正解
中年期は、子育てや仕事など社会貢献が中心となる年代です。そのため、成人としての市民的・社会的責任を果たすことが重要になります。他には余暇活動を充実すること、生理的変化を受け入れ適応することなどがあります。
不正解
これは老年期の発達課題です。満足できる住宅を確保(バリアフリー住宅への住み替え、子どもとの同居や別居)することが重要になります。他には配偶者の死の受容、健康の衰退を受容することなどがあります。
不正解
これは青年期です。青年期には、性別による社会的役割や大人としての役割を学びます。他には情緒的に独立すること、男女の身体の構造を理解するなどがあります。
不正解
これは青年期の発達段階です。職場での人間関係や居心地のよい仲間集団を築くことが大切になってきます。
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03
この問題は、ハヴィガーストの発達課題について問われます。
発達課題は年齢に応じて6つ段階に分かれています。
人が幸福な人生を送る為に、各ステージでの達成すべき課題があると提唱されています。
誤りです。
選択肢の記述は、児童期(6~12歳)の発達課題に該当します。
児童期では善悪の判断や、社会のルールを学んでいきます。
正解です。
中年期とは30~60歳に相当します。
この時期では、選択肢の記述が課題の1つとされています。
その他、次世代育成(子育て)等も課題とされています。
誤りです。
選択肢の記述は、老年期(60歳以降)の発達課題に該当します。
この時期ではその他、肉体や健康の衰えに対する適応等も課題とされています。
誤りです。
選択肢の記述は、青年期(12~18歳)の発達課題に該当します。
この時期ではその他、結婚や家庭生活の準備等も課題とされています。
誤りです。
選択肢の記述は、成人初期(18~30歳)の発達課題に該当します。
この時期ではその他、家庭の管理や子供の養育等も課題とされています。
問題は中年期(30~60歳)の課題という所に着目し、現代の社会構造に当てはめると、
社会的責任を全うする世代という選択肢を候補にあげることができます。
住宅確保や気心の合う社交集団も候補として考えられますが、
それぞれ老年期、成人初期と、ポイントをおさえて学習することにより、
正解にたどり着くことができます。
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