介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問71 (こころとからだのしくみ 問11)

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問題

介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問71(こころとからだのしくみ 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、65歳の人の妥当な睡眠時間として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 約12時間
  • 約10時間
  • 約8時間
  • 約6時間
  • 約4時間

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この過去問の解説 (2件)

01

適切な睡眠時間を問われています。

又、加齢をすると中途覚醒しやすくもなります。

選択肢1. 約12時間

×

長すぎます。

選択肢2. 約10時間

×

10時間以上の睡眠をとる高齢者は、6〜7時間睡眠の人に比べて

認知症の発症リスクや総死亡リスクが有意に高くなることが実証されています。

選択肢3. 約8時間

×

「健康のために8時間は寝なければならない」というのは若い世代や過去の常識であり、

現在のシニア世代においては睡眠の質を下げ、病気のリスクを高める原因になることが分かっています。

選択肢4. 約6時間

60歳を過ぎると基礎代謝が低下し、日中の活動量や運動量も減少します。
そのため、身体を回復させるために必要なエネルギー自体が、

若い頃に比べて少なくて済むようになるからです。

選択肢5. 約4時間

×

短すぎます。

4時間しか眠れない状態が続くと、心臓や脳、メンタル面への悪影響が急速に高まります。

まとめ

脳から分泌される「メラトニン」という睡眠ホルモンは、年齢とともに分泌量が大幅に減少します。
さらに、脳の体内時計の機能も変化するため、深い睡眠を長く維持する力が自然と弱まり、

5〜6時間ほどで目が覚めやすくなるので無理に長く寝る必要はありません。

 

メラトニン=睡眠ホルモン は問われることが多いので覚えておきましょう。

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02

この問題は、「高齢者の睡眠の特徴を理解しているか」を問う問題です。

 

・高齢者は若い人より睡眠時間が短くなる

・眠りが浅くなる

・夜中に目が覚めやすくなる

・朝早く目覚めやすくなる

という加齢による変化を知っておくことが非常に重要です。

そのため「高齢者=長時間寝る」という考え方は間違いになります。

選択肢1. 約12時間

不正解

 

これは乳児や病気の回復期などで見られる睡眠時間です。健康な65歳の高齢者では、12時間眠ることは一般的ではありません。

選択肢2. 約10時間

不正解

 

個人差はありますが、一般的な睡眠時間としては不適切です。試験では「高齢者=睡眠時間が短くなる」という知識を確認しています。

選択肢3. 約8時間

不正解

 

一番迷う選択肢です。若年層では7~8時間程度が一般的とされます。しかし高齢者になると睡眠時間は少し短くなります。

選択肢4. 約6時間

正解

 

高齢者では平均すると約6時間程度の睡眠が一般的です。もちろん個人差はありますが、試験では「約6時間」と覚えておきましょう。

選択肢5. 約4時間

不正解

 

これは短すぎます。4時間では十分な休息が取れず、疲労や集中力低下などにつながる可能性があります。

まとめ

なぜ高齢者は睡眠時間が短くなるか?

①深い睡眠が減る

→若年層は深い睡眠が多くあります。しかし高齢者は深い睡眠が減り、少しの音でも目が覚めてしまいます。

②メラトニンが減る

→睡眠を促すホルモン、メラトニンが減少するため眠りに入りにくくなります。

③体内時計が早くなる

→高齢者は早寝早起きになりやすい特徴があります。

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