介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問54 (生活支援技術 問20)

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問題

介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問54(生活支援技術 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

繊維や衣類の性質と洗濯方法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 綿の柄物シャツには酸素系漂白剤を使う。
  • ナイロンのレインウエアは脱水時間を長くする。
  • ウールのニットセーターは乾燥機を使う。
  • レーヨンのパジャマはすすぎ時間を長くする。
  • 絹のブラウスには弱アルカリ性洗剤を使う。

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この過去問の解説 (2件)

01

洗濯の援助(支援)における基本知識を押さえておきましょう。

選択肢1. 綿の柄物シャツには酸素系漂白剤を使う。

酸素系漂白剤は柄物にも使えます。

色落ちをしてしまうのは塩素系漂白剤です。

選択肢2. ナイロンのレインウエアは脱水時間を長くする。

×

ナイロンのウェアの脱水時間は10秒~1分程度が適切です。

長時間脱水はシワや撥水加工の劣化の原因になります。

選択肢3. ウールのニットセーターは乾燥機を使う。

×

ウールニットは基本「平干し」をします。

乾燥機の使用は型崩れや縮みの原因になります。

選択肢4. レーヨンのパジャマはすすぎ時間を長くする。

×

レーヨン素材は手洗いでサッと数十秒で行うことが適切です。

選択肢5. 絹のブラウスには弱アルカリ性洗剤を使う。

×

絹(シルク)素材の衣服は

お洒落着用の中性洗剤やシルク専用洗剤を使います。

まとめ

洗濯の援助(支援)では

「洗濯表示」や「干し方」などが問われることがあります。

洗濯表示のマークとその意味をしっかり覚えましょう。

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02

繊維の性質を理解しているかを問う問題です。

選択肢を確認すると「繊維+洗濯方法」になっています。つまり考えるべきことは、この繊維は何が苦手か?です。

繊維特徴
綿丈夫・熱に強い
丈夫・乾きやすい
ウール熱・摩擦に弱い
アルカリに弱い
レーヨン水に弱い
ナイロン熱に弱い

などの特徴があります。

選択肢1. 綿の柄物シャツには酸素系漂白剤を使う。

正解

 

綿は繊維の中でも非常に丈夫です。特徴としては、洗濯や摩擦、アルカリに強いことです。しかし柄物の場合塩素系漂白剤を使うと色落ちする可能性があります。

そこで使うのが塩素系漂白剤です。塩素系漂白剤とは、

・色柄物にも使えるものが多い。

・漂白は穏やか

・色落ちしにくい

などがあります。つまり、柄物には塩素系漂白剤が適しています。

選択肢2. ナイロンのレインウエアは脱水時間を長くする。

不正解

 

ナイロンは化学繊維です。軽く丈夫ですぐに乾くといった特徴があります。したがって長時間脱水する必要がありません。むしろ長時間脱水するとシワや型崩れの原因になります。短時間脱水で十分です。

選択肢3. ウールのニットセーターは乾燥機を使う。

不正解

 

ウールとは羊毛です。暖かく熱に弱いといった特徴があります。乾燥機を使用するとウールは縮みます(フェルト化といいます)。一度縮むと元に戻らないため乾燥機の使用は不適切です。

選択肢4. レーヨンのパジャマはすすぎ時間を長くする。

不正解

 

レーヨンは再生繊維です。特徴としては、肌触りが良い、吸湿性が高い、水に弱いなどがあります。長時間水につけると強度が落ち、繊維が痛く原因になります。短時間のすすぎにしましょう。

選択肢5. 絹のブラウスには弱アルカリ性洗剤を使う。

不正解

 

絹とはシルクのことです。特徴としては、光沢があり肌触りが良くアルカリに弱いなどがあります。一般的な洗濯洗剤は弱アルカリ性です。しかし絹はアルカリで痛みます。そのため中性洗剤を使いましょう。中性洗剤とはおしゃれ着洗剤のことです。

まとめ

介護現場では、利用者様の衣類は素材ごとに適切な方法で選択することが大切です。洗濯表示を確認し素材に合った洗剤や乾燥方法を選ぶことで衣類を長持ちさせるだけでなく、利用者様の大切な衣類を傷めずに済みます。

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