介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問53 (生活支援技術 問19)
問題文
このときの訪問介護員(ホームヘルパー)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
付箋
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問53(生活支援技術 問19) (訂正依頼・報告はこちら)
このときの訪問介護員(ホームヘルパー)の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 「お金は足りているから安心して大丈夫ですよ」と伝える。
- 近所の親しい人に、財布を預かってもらえるか、聞いてみる。
- 鍵付きの引き出しに財布を入れ、訪問介護員(ホームヘルパー)が鍵を管理する。
- 「お金の使い方について、一緒に考えてみませんか」と提案する。
- 健康食品のクーリング・オフを勧める。
正解!素晴らしいです
残念...
画像拡大
この過去問の解説 (2件)
01
この問題は
・クーリングオフ制度
・介護におけるコミュニケーション技術
がポイントとなります。
Aさんは認知症ですが、自身の経済状況を充分に把握されているかもしれません。
下手な嘘をつくことで、Aさんは介護員に対し不信感を持つことが考えられます。
よって不正解です。
近所の人に財布を預けることはできません。
よって不正解です。
介護士が鍵を預かる行為はトラブル防止の観点から原則行えません。
よって不正解です。
「一緒に考える」という言葉は共感を提示しています。
利用者の言葉を傾聴し、気持ちに寄り添い共感することは、
介護士の基本姿勢です。
よって正解です。
クーリングオフ制度は訪問販売や電話勧誘による
「不意打ちの勧誘」による契約を無条件で解約できる制度です。
スーパーでの購入品はクーリングオフの対象外です。
よって不正解です。
クーリングオフ制度の対象となるものを押さえておきましょう。
そして介護士のコミュニケーション技術において、
傾聴・共感はとても大切なポイントです。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
02
認知症の利用者様の自己決定を尊重しながら、生活を支援できるかを問う問題です。
・自己決定
・自立支援
・権利擁護
・訪問介護員ができることとできないこと
をおさえましょう。
Aさん(一人暮らし)は83歳の認知症なので、判断力低下、消費者被害や詐欺に遭いやすい可能性があります。しかし要介護1なので自分でできることが多くあります。
不正解
一見安心させているようですが、事実か分からずに勝手に判断してはいけません。また、Aさんの不安を解決しておらず自己決定支援になっていません。
不正解
財産を介護員が勝手に第三者へ預けることはできません。金銭トラブルになる可能性もあり、責任問題になります。
不正解
介護員は利用者様の財産を管理していはいけません。金銭トラブルにつながる可能性があります。
正解
介護の基本理念自己決定の尊重そのものです。介護員は本人に「~しなさい」とは言いません。まず話を聞き状況を整理することが大切です。例えば何にお金を使っているか、毎月いくら必要か、健康食品は必要かを一緒に考えます。これが自立支援につながります。
不正解
一見良さそうですが、スーパーで自分の意思で購入した商品は通常クーリングオフ制度の対象ではありません。クーリングオフは訪問販売や電話勧誘などの取引から保護する制度です。
介護員は本人の代わりに決める人ではなく、本人が決められるように支える人です。「一緒に考える」という姿勢は、自己決定の尊重と自立支援を実践する対応です。また、必要に応じて家族や親族と連携する、ケアマネへ報告・相談、スタッフ間で情報共有などをしましょう。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問52)へ
第38回(令和7年度) 問題一覧
次の問題(問54)へ