介護福祉士 過去問
第38回(令和7年度)
問16 (社会の理解 問4)

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問題

介護福祉士試験 第38回(令和7年度) 問16(社会の理解 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険制度における介護サービス利用に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
  • 65歳未満の者は、保険給付の対象外である。
  • 保険給付には、支給限度額がある。
  • 要介護認定の有効期限は、原則として3か月である。
  • 保険給付による福祉用具の貸与は、要介護3以上の者が対象である。
  • 地域包括支援センターに相談する前に、要介護認定を受ける必要がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

この問題は介護保険制度のルールについて問われます。

給付の対象範囲や認定の有効期限は、実務で頻繁に用いる知識なので、

確実に押さえておきましょう。

16の特定疾病についても知っておくと有利になります。

選択肢1. 65歳未満の者は、保険給付の対象外である。

誤りです。

40~65歳未満の者で、特定疾病により要介護状態にある場合は、給付の対象となります。

選択肢2. 保険給付には、支給限度額がある。

正解です。

保険給付には、要介護度に応じて支給限度額が定められています。

選択肢3. 要介護認定の有効期限は、原則として3か月である。

誤りです。

要介護認定の有効期限は、新規申請と更新申請によって異なりますが、

新規申請は原則6か月、更新申請は原則12か月となっています。

選択肢4. 保険給付による福祉用具の貸与は、要介護3以上の者が対象である。

誤りです。

福祉用具の貸与は、要支援1から要介護5まで対象となっています。

但し、一部の福祉用具の種類には、要介護〇以上が対象と条件があります。

選択肢5. 地域包括支援センターに相談する前に、要介護認定を受ける必要がある。

誤りです。

要介護認定を受けなくても、地域包括支援センターに相談することができます。

相談後、必要に応じて要介護認定を受けることもできます。

まとめ

一部の福祉用具の貸与条件については、

車いすや移動用リフト等は要介護2以上、

自動排泄処理装置は要介護4以上、が原則対象となっています。

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02

介護サービスの利用は、要支援・要介護の認定を受けてケアプランを作成、その後ケアプランを元に介護サービスの利用が開始されます。介護認定の申請からサービス利用までの流れを把握し、細かな要点も確認しながら問題に取り組む必要があります。

選択肢1. 65歳未満の者は、保険給付の対象外である。

不正解です。

40歳から64歳の者も特定の病気を原因として介護が必要になった場合は、保険給付の対象となります。

選択肢2. 保険給付には、支給限度額がある。

正解です。

保険給付には、介護度に応じて支給できるサービス費用の限度額が定められています。

選択肢3. 要介護認定の有効期限は、原則として3か月である。

不正解です。

要介護認定の有効期限は、新規の場合は原則として6ヶ月、更新の場合は原則として12ヶ月となっています。

選択肢4. 保険給付による福祉用具の貸与は、要介護3以上の者が対象である。

不正解です。

保険給付による福祉用具の貸与は、要支援・要介護を受けた方を対象としています。

選択肢5. 地域包括支援センターに相談する前に、要介護認定を受ける必要がある。

不正解です。

地域包括支援センターに相談し申請、その後に要介護認定を受けるといった流れになります。

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03

この問題は、「介護保険制度で介護サービスを利用するときの基本的な仕組み」について問う問題です。

 

・65歳未満でも保険給付を受けれるか

・保険給付には、支給限度額があるか

・要介護認定の有効期限はどれくらいか

・保険給付による福祉用具貸与の対象者

・地域包括支援センターへの相談と要介護認定の順番

 

について学びましょう。

選択肢1. 65歳未満の者は、保険給付の対象外である。

不正解

 

40歳以上65歳未満の人は、介護保険では第2号被保険者です。特定疾患が原因で要介護・要支援になった場合は給付されます。

 

特定疾患とは?

→ガンや関節リウマチ、脳血管疾患などです。

選択肢2. 保険給付には、支給限度額がある。

正解

 

居宅で介護サービスを利用する場合、要介護ごとに区分支給限度基準額が設定されています。例えば、要介護1より要介護5のほうが一般的に利用できるサービス量の上限が大きいという仕組みです。

 

支給限度額とは?

→介護保険から給付されるサービス量には、一定の上限があるということです。限度額を超えてた部分については、原則として全額自己負担になります。

選択肢3. 要介護認定の有効期限は、原則として3か月である。

不正解

 

要介護認定の有効期限は、原則として6ヵ月です。

選択肢4. 保険給付による福祉用具の貸与は、要介護3以上の者が対象である。

不正解

 

福祉用具の貸与は、要支援1~要介護5までが対象範囲です。

 

※要介護度や福祉用具の種類によって、対象となる範囲が異なります。


 

選択肢5. 地域包括支援センターに相談する前に、要介護認定を受ける必要がある。

不正解

 

これは順番が逆です。

地域包括支援センターに相談する→必要に応じて支援を検討→必要に応じて要介護認定を申請という流れになります。

 

まとめ

利用者様や家族が「介護保険を使いたいけど、何から始めて良いか分からない」と悩むことがあります。そのときに重要なのが、「地域包括支援センターなどへの相談」です。まだ要介護認定を受けていなくても、相談することができます。また、介護保険サービスには利用できる範囲や条件があるため、「介護保険だからなんでも無限に使える」わけではないことも覚えておきましょう。

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