介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問93 (生活支援技術 問14)
問題文
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問93(生活支援技術 問14) (訂正依頼・報告はこちら)
- 浴室の入口は開き戸にする。
- 床から浴槽の縁までの高さは20cmにする。
- 縦に長く、浅めの洋式の浴槽にする。
- 浴槽の縁の幅は20cmにする。
- 浴槽への出入りのために、水平および垂直の手すりを設置する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「浴槽への出入りのために、水平および垂直の手すりを設置する」です。
下肢筋力が低下した人は、入浴時の環境を整えておく必要があります。
介助者も、環境に対してのリスクを考慮しながら介助することが求められます。
不適切
開き戸よりも引き戸が推奨されています。
引き戸のほうがスペースを取らないので、介助が必要な場合でもスムーズな介助が行えます。
不適切
20cmではなく、40~45cm程度が推奨されています。
ただ、半埋め込み型の浴槽の場合は、30~40cm程度です。
不適切
浅めの浴槽の場合、肩まで浸かろうとするとバランスを崩してしまいます。
50~55cm程度の深さは確保するようにしましょう。
不適切
縁の幅は4.5~12cmが推奨されています。
幅が広すぎるとグリップしづらくなり、不安定な状態になります。
適切
水平および垂直方向の手すりがあると、下肢筋力が低下した人でも安全に浴槽の出入りができます。
水平は移乗や姿勢保持に、垂直は立ち座りや体重移動のサポートに適しています。
今回は、下肢筋力が低下して介護を必要とする人の入浴に適した環境に関する問題でした。
浴槽での転倒は、高齢者にとって特に危険な事故です。
入浴環境を整えることで転倒しづらい浴室環境にしましょう。
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02
この問題は、下肢筋力が低下し、介護を必要とする人の適切な入浴環境についてです。
高齢者や下肢筋力が低下している方の入浴では、安全に入浴できる環境づくりが重要です。
×
開き戸は、浴室内で転倒した場合、身体が扉の内側に倒れこみ外から開けにくくなるというリスクがあります。
浴室の入り口は、引き戸や折れ戸などが望ましいとされています。
×
浴槽のまたぎは低い方が良いですが、20cmだと入浴時の立ち座りがしにくくなる可能性があります。
×
浅い浴槽では、身体がしっかりとお湯につからないため、温熱効果が得にくくなります。
×
20cmでは狭く、座って姿勢を整えるには不十分な幅です。
〇
下肢筋力が低下している場合、手すりは出入りの大きな助けとなります。水平の手すりは浴槽をまたぐ動作の補助、垂直の手すりは立ち座りの補助として有効です。身体のバランスがとれやすくなり、安全性が高まります。
まとめ
安全で快適な入浴環境整備とともに、自立支援の視点も大切です。
また、転倒防止のための床材や滑り止めの活用も有効です。
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03
最も適切なのは、「浴槽への出入りのために、水平および垂直の手すりを設置する。」です。
下肢筋力が低下している人は、立つ、またぐ、姿勢を保つ動作が不安定になりやすいです。そのため、入浴環境では転倒を防ぎ、安全に浴槽へ出入りできることが大切です。手すりを設置すると、立ち上がりや移動、浴槽をまたぐ動作を支えやすくなります。
これは適切ではありません。
開き戸は、浴室内で人が倒れたときに、体がドアに当たって外から開けにくくなることがあります。浴室では、緊急時に外から対応しやすいように、引き戸や折れ戸のほうが望ましいです。
これは適切ではありません。
浴槽の縁が20cmでは低すぎます。低すぎると、浴槽に入るときや出るときに体を支えにくく、また浴槽内から立ち上がる動作もしにくくなることがあります。下肢筋力が低下している人には、手すりや浴槽台などを使い、安全にまたげる環境を整えることが大切です。
これは適切ではありません。
縦に長い浴槽は、体がすべりやすく、姿勢を保ちにくくなることがあります。下肢筋力が低下している人には、浴槽内で体が安定しやすく、立ち座りや出入りがしやすい環境が必要です。
これは適切ではありません。
浴槽の縁が広すぎると、またぐ距離が長くなります。下肢筋力が低下している人にとって、足を大きく上げたり、遠くへまたいだりする動作は転倒につながりやすいです。浴槽の縁は、またぎやすさを考えて整える必要があります。
これは適切な記述です。
浴槽へ入るときや出るときは、立つ、体の向きを変える、浴槽の縁をまたぐなど、下肢に負担のかかる動作が多くなります。垂直の手すりは立ち上がりや体を支えるときに役立ち、水平の手すりは移動や姿勢を保つときに役立ちます。下肢筋力が低下している人の入浴環境として適切です。
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