介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問90 (生活支援技術 問11)
問題文
次の記述のうち、Aさんの現在の状態に合わせた食事の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問90(生活支援技術 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、Aさんの現在の状態に合わせた食事の介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 取っ手つきのコップを準備する。
- 食器に少量ずつ盛りつけて提供する。
- すべての料理をテーブルの上に並べる。
- 大きなスプーンに変更する。
- 手で持って食べられる物を準備する。
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この過去問の解説 (3件)
01
前頭側頭型認知症の方には、行動や感情のコントロールが難しくなることや、食行動の異常がみられることがあります。
咀嚼前に食べ物を詰め込むと、誤嚥や窒息のリスクが高まるため、適切な介護が求められます。
×
取っ手付きのコップは、手の力が弱い方や、持ちやすさが必要な方に向いています。
Aさんは今のところ道具の使用には問題がないため、不適切です。
〇
食器に少量ずつ盛り付けることで、一度に口に入れる量を自然に制限でき、食事のペースを落ち着かせる助けになります。
また、誤嚥や窒息のリスクを減らす効果が期待できます。
×
テーブルの上にすべての料理を並べると、Aさんはさらに多くの料理を口に入れようとしてしまう可能性があります。
行動の抑制が難しくなる可能性がありため、不適切です。
×
大きなスプーンを使うと、一度に口に入れる量が増えてしまう可能性があります。
×
手で持って食べれるものは、自立支援の観点で有効なこともありますが、Aさんの場合、口に次々と入れる行動が問題となっています。
その行動をさらに助長する可能性があるため、不適切です。
まとめ
食器に少量ずつ盛り付けることで、一度に口に入れる量を調整でき、誤嚥や窒息のリスクを減らすことが期待されます。
食事の量やペースを調整する介護が求められます。
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02
正解は「食器に少量ずつ盛りつけて提供する」です。
前頭側頭型認知症は、感情や行動に変化が表れることが特徴です。
異常行動の例には、「過食」「早食い」「詰め込み食べ」があり、Aさんの場合は「詰め込み食べ」にあてはまります。
不適切
コップを持ちやすくしても、食べ物を詰め込むスピードは変化しないでしょう。
適切
少量ずつ提供することで、大量に口に詰め込むリスクを減らせます。
そうすることで、窒息のリスクも減らせるでしょう。
不適切
すべての料理を配膳すると、一気に口に詰め込めてしまうので、窒息するリスクが高まります。
不適切
大きなスプーンではなく、小さなスプーンで飲み込みを確認しながらゆっくりと食べてもらいましょう。
不適切
手で食べれるものだと、余計に詰め込みやすくなります。
手で食べれるものに変更する場合でも、少量ずつ提供することが望ましいです。
今回は、前頭側頭型認知症の異常行動に関する問題でした。
咀嚼や嚥下機能に問題が無くても、少量ずつをゆっくり食べてもらえるように配慮しましょう。
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03
最も適切なのは、「食器に少量ずつ盛りつけて提供する。」です。
Aさんは、咀嚼や嚥下機能に問題はなく、自分で食べることもできています。しかし、飲み込む前に次々と食べ物を口に入れてしまっています。この場合は、食べ物を一度にたくさん口に入れないように、少量ずつ提供する工夫が大切です。
これは適切ではありません。
取っ手つきのコップは、手の力が弱い人や、コップを持ちにくい人に使いやすい道具です。Aさんはスプーンを使って自分で食べられているため、今の課題である「次々と口に入れること」への対応としては合っていません。
これは適切な記述です。
Aさんは、飲み込む前に次の食べ物を口に入れてしまっています。食器にたくさん盛ると、どんどん食べてしまう可能性があります。そのため、少量ずつ盛りつけて、食べる速さを調整しやすくすることが大切です。
これは適切ではありません。
料理を全部並べると、Aさんが次々と口に入れてしまう可能性があります。前頭側頭型認知症では、食行動の変化がみられることがあります。今のAさんには、食べ物を一度に多く見せるより、落ち着いて食べられる量に調整する支援が必要です。
これは適切ではありません。
大きなスプーンにすると、一口の量が増えてしまいます。Aさんは飲み込む前に次々と口に入れているため、一口量が増えると、むせや誤嚥の危険が高くなるおそれがあります。
これは適切ではありません。
手で持って食べられる物は、スプーンなどをうまく使えない人には役立つことがあります。しかし、Aさんはスプーンを使って自分で食べられています。今の問題は食具ではなく、口に入れる量や速さの調整です。
覚えておくポイントは、次々と口に入れてしまう人には、少量ずつ提供して、落ち着いて食べられる環境を整えることです。Aさんのできる力は活かしながら、安全に食事を続けられるように支援することが大切です。
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