介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問120 (総合問題 問7)
問題文
次の事例を読んで、問いに答えなさい。
〔事例〕
Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄(はいせつ)、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。
これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。
Dさんの疾患で生じる病態として、適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄(はいせつ)、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。
これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。
Dさんの疾患で生じる病態として、適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問120(総合問題 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
次の事例を読んで、問いに答えなさい。
〔事例〕
Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄(はいせつ)、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。
これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。
Dさんの疾患で生じる病態として、適切なものを1つ選びなさい。
〔事例〕
Dさん(男性、障害支援区分4)は、ベッカー型筋ジストロフィー(Becker muscular dystrophy)である。自宅で家族と生活をしている。Dさんは、食事は自立しているが、排泄(はいせつ)、入浴に介護が必要である。歩行はできず、移動は電動車いすを使用している。絵を描くことが趣味であり、日中は創作活動に取り組んでいる。
これまでDさんは自宅で家族の介護を受けながら生活してきたが、Dさんの身体機能の低下に伴い、家族の介護負担が増えたため、居宅介護を利用することになった。
Dさんの疾患で生じる病態として、適切なものを1つ選びなさい。
- 筋線維の変性
- 運動神経の変性
- 網膜の変性
- 自己免疫の低下
- 脳細胞の変性
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この過去問の解説 (3件)
01
ベッカー型筋ジストロフィーは指定難病に分類されています。
【原因】
骨格筋に現れる遺伝子の異常により、細胞が変性・壊死
【症状】
・進行性の筋力低下
・運動機能低下
・呼吸不全
【対応】
副腎皮質ステロイドの処方機能維持のためのリハビリテーション
⚪︎:こちらが適切です。遺伝子異常により筋繊維が変性してしまいます。
×:運動神経ではなく、筋肉そのものが変性していきます。
×:網膜ではなく、筋肉および細胞が変性していきます。
×:筋力や運動機能が低下していきます。
×:脳細胞ではなく、筋肉細胞が変性していきます。
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02
筋ジストロフィーは遺伝子異常を原因とした筋肉の変性をいい、ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは原因や症状も異なる疾患です。筋ジストロフィーには障害部位の違いなどから、ベッカー型などといったいくつかの種類に分けられます。
正解です。
Dさんが患っているベッカー型筋ジストロフィーは筋繊維の変性といった病態が生じます。体幹に近い筋肉に筋力低下がみられ、進行すると筋繊維の数が減っていき生命維持が困難といった状態になります。
不正解です。
運動神経の変性は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)や脊髄小脳変性症などで生じる病態です。運動神経の変性から筋力低下といった症状がみられるため、筋ジストロフィーと間違えて覚えてしまわないよう注意しましょう。
不正解です。
網膜の変性は、網膜色素変性症といった遺伝子異常を原因とした疾患でみられる病態です。網膜の変性から視力の低下といった目の症状につながっていきます。
不正解です。
自己免疫の低下は、自己免疫疾患で生じる病態です。自己免疫疾患とは免疫機能の異常から異物ではなく自身の体内組織を攻撃してしまう病気の総称です。この病気には色々な種類のものがあり、関節リウマチや潰瘍性大腸炎やバセドウ病なども自己免疫疾患となります。
不正解です。
脳細胞の変性は、認知症やパーキンソン病などで生じることの多い病態です。脳細胞の変性から、記憶力・判断力・運動機能の低下といった具体的な症状へとつながっていきます。
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03
適切なものは、筋線維の変性です。
ベッカー型筋ジストロフィーは、筋肉を守る働きに関わるジストロフィンというたんぱく質の異常によって、筋肉の細胞がこわれやすくなる病気です。そのため、主な病態は筋線維が少しずつ変性し、筋力が低下していくことです。
これは適切な記述です。
筋ジストロフィーは、名前のとおり筋肉そのものに異常が起こる病気です。ベッカー型筋ジストロフィーでは、筋線維を保つために必要なジストロフィンに異常があり、筋線維が傷つきやすくなります。
その結果、筋肉が少しずつ弱くなり、歩行が難しくなったり、車いすが必要になったりします。
これは適切ではありません。
運動神経は、脳や脊髄から筋肉へ「動け」という命令を伝える神経です。運動神経が変性する病気としては、筋萎縮性側索硬化症などが代表的です。
ベッカー型筋ジストロフィーでは、主に障害されるのは神経ではなく、筋肉の線維そのものです。
これは適切ではありません。
網膜は、目の奥にあり、光を感じ取る部分です。網膜の変性では、見え方に異常が出ます。
ベッカー型筋ジストロフィーの中心となる病態は、目の網膜ではなく、筋線維の変性です。
これは適切ではありません。
自己免疫とは、本来は体を守る免疫のしくみが、自分の体を攻撃してしまうことです。また、免疫の低下は、感染症にかかりやすくなる状態を指します。
ベッカー型筋ジストロフィーは、免疫の低下が原因で起こる病気ではなく、遺伝子の変化によって筋肉のたんぱく質に異常が起こる病気です。
これは適切ではありません。
脳細胞の変性が中心となる病気では、認知機能や運動の調整などに問題が出ることがあります。
ベッカー型筋ジストロフィーでは、中心となる障害は脳細胞ではなく、筋線維の変性による筋力低下です。
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