介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問37 (発達と老化の理解 問7)
問題文
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問37(発達と老化の理解 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 長生きすることが、最大の目的である。
- 一人暮らしで、周囲の人と交流をしないようにしている。
- 膝に痛みがあるので、一日中ベッド上で過ごすようにしている。
- 難聴があるので、補聴器をつけてパソコン教室に通い始めた。
- 歌を上手に歌えなくなったので、カラオケに誘われても行かないようにしている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「難聴があるので、補聴器をつけてパソコン教室に通い始めた。」です。
サクセスフル・エイジング(successful aging)とは、単に長生きすることを意味するわけではありません。
心身の健康を保ちながら、社会とのつながりや役割を持ち続け、自分らしく充実した日々を送ることが重視されます。
そのためには、加齢による身体機能の変化を受け入れながらも、前向きに行動しようとする姿勢がとても大切です。
「健康・つながり・自己実現」がそろってこそ、サクセスフル・エイジングです。
年齢を重ねても自分らしく生きる姿勢が、その本質です。選択肢ではこの視点を忘れずに読み取りましょう。
サクセスフル・エイジングでは、寿命の長さそのものよりも「生活の質(QOL)」が重視されます。
なかでも、自分の生き方に対する満足感や、社会とのつながりを持ち続けることが重要な評価軸となります。
「どれだけ生きるか」ではなく、「どう生きるか」に焦点を当てているのが、サクセスフル・エイジングの考え方です。
選択肢を判断する際も、量ではなく質に注目する視点を忘れずに。
孤立した生活は、高齢者にとって心身の機能低下を招く大きなリスクとなります。
特に高齢期には、人とのつながりを保つことが心の安定や意欲の維持につながり、精神的な健康を支える大切な要素になります。
身体の不調を理由に過度に活動を制限してしまうと、生活の自立度が低下しやすくなります。
そのため、痛みの程度に応じて、無理のない範囲で体を動かし続けることが大切です。
正解。
身体機能の衰えに対して、工夫や道具を使って上手に補いながら、新しいことに挑戦しようとする姿勢は、まさにサクセスフル・エイジングの実践例といえます。
「できないこと」にとらわれるのではなく、「どうすればできるか」を考えて行動することが、自分らしく前向きに生きる力につながります。
できなくなったことばかりに目を向けて行動を控えるのではなく、今できる楽しみをどう維持するかを考える姿勢が大切です。
そのためには、工夫やサポートを取り入れながら、意欲や喜びを感じられる活動を続けていくことが求められます。
サクセスフル・エイジングとは、加齢による変化を前向きに受け止めながら、生活の質(QOL)を保ち続けようとする姿勢を重視する考え方です。
たとえ身体機能に衰えがあっても、補助具や支援を活用しながら、新たな活動に挑戦する姿勢がその象徴とされています。
受験対策では、こうした抽象的な定義を具体的な行動例と結びつけて理解することが、得点力アップにつながります。
高齢者支援では「できないこと」ではなく「できること」に目を向けることが大切です。
選択肢を読むときは、本人の意欲、社会参加、前向きな姿勢が保たれているかどうかに注目してみましょう。
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02
サクセスフル・エイジング(successful aging)は、
健康の課題や環境の変化に適応し
QOL向上、自己実現や社会参加を目指す考え方です。
高齢になっても(aging)新しい挑戦を受け入れ、
人生を充実させる(successful)ことを指します。
従来の「病気でない状態」を単に「健康」とする捉え方ではなく
より積極的なサクセス(成功)の基準を提示したものです。
×:誤りです。
サクセスフル・エイジングは、単に長生きをすることではなく、
長生きと同時に生きがいや充実感を得ることを目的としています。
×:誤りです。
むしろ、周囲と交流をして
社会活動を積極的に行うことが、
サクセスフル・エイジングの考え方と言えます。
×:誤りです。
活動性が低下していることは、
サクセスフル・エイジングの考え方とは
異なるものです。
痛みを我慢する必要はありませんが、
無理のない範囲で対外的・社会的な活動を続けることが、
サクセスフル・エイジングの考え方です。
○:正しいです。
難聴という、身体機能の衰えがあっても
人、物や制度などの助けを借りて
積極的に人生を楽しむことが
サクセスフル・エイジングです。
×:誤りです。
若いころとは異なる身体状況でも
それを受け入れて、人の歌を聴く、
コンサートに行くなどの、
できる範囲や関わり方を変えることで
趣味や娯楽を楽しむことが、
サクセスフル・エイジングの考え方です。
選択肢の中で、ネガティブなものが4つ、
ポジティブなものが1つあります。
サクセスフル・エイジングという言葉に
サクセス(成功)という言葉が含まれているので、
そこから正解を求めることもできる問題ですが、
確実な知識を得るための努力も続けていきましょう。
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03
正解は「難聴があるので、補聴器をつけてパソコン教室に通い始めた。」です。
サクセスフル・エイジングとは、幸せを感じながら老化することです。
ポイントは、年齢を重ねて不自由な面が出たとしても、
身体的や精神的、社会的に自立できる適応能力があるかになります。
不適切
サクセスフル・エイジングは「どう長生きするのか」という内容を重視しています。
長生きすることも目的ではありますが、最大の目的はその過程です。
不適切
サクセスフル・エイジングは社会的なつながりも重要です。
交流しないという考えは適していないといえます。
不適切
一日中ベッド上で過ごすのは生活の質が低下してしまいます。
なので、ひざに痛みがある状態に適応して活動する必要があります。
適切
難聴を補聴器で補いつつ、
パソコン教室に通って新たなチャレンジをしているのは、
サクセスフル・エイジングに適しているといえます。
不適切
カラオケに誘われても拒否せず、
うまく歌える曲を探したり歌い方を変えてみる姿勢が、
サクセスフル・エイジングとしてふさわしいです。
今回はサクセスフル・エイジングに関する問題でした。
平均寿命が延びていく昨今では、生き方の質にも注目されています。
幸福な老い方や生きがいとはなにかを把握しておきましょう。
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