介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問23 (こころとからだのしくみ 問5)
問題文
次のうち、Aさんのからだの中で、機能低下が考えられるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問23(こころとからだのしくみ 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、Aさんのからだの中で、機能低下が考えられるものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 咀嚼(そしゃく)
- 蠕動運動(ぜんどううんどう)
- 嗅覚
- 唾液分泌
- 胃液分泌
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は「唾液分泌」です。
唾液には、食べ物を口の中でまとめて飲み込みやすくする働きがあります。
また、口の中を潤して清潔に保つうえでも欠かせない存在です。
しかし、唾液の分泌が減ると、口の中が乾燥しやすくなり、口臭が強くなることがあります。
さらに、食べ物が喉を通りにくくなり、「水分がないと飲み込みづらい」と感じるようになることもあります。
歯の欠損も麻痺もなく、咀嚼の問題が示唆される情報は見られません。
今回の状況からは判断材料が乏しいといえます。
胃や腸など消化管の働きであり、口臭や飲み込みの困難とは直接関係しません。
嗅覚の低下によって自分の口臭に気づきにくくなることはありますが、他人から指摘されるような明らかな口臭の主な原因とは考えにくいです。
正解。
唾液が十分に出ないと、食べ物がまとまりにくくなり、喉を通りにくいと感じることがあります。
さらに、口腔内が乾燥することで、細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因にもなります。
胃の中の消化に関わる働きであり、口臭や嚥下の困難とは直接の関連性は低いといえます。
「飲み込みにくい」という表現だけで、咀嚼や嚥下の機能に問題があると考えてしまうことがあります。
しかし、今回のように明確な身体的異常がない場合には、唾液の量や質の変化に目を向けることが大切です。
口臭や嚥下の違和感が同時に見られるときは、唾液分泌の低下を疑ってみましょう。
参考になった数55
この解説の修正を提案する
02
「水分と一緒に食べないと飲み込みにくい」と話していることから、Aさん自身に唾液の分泌が少ないことが考えられます。
×:咀嚼が足りないと唾液の分泌も少なくなりますが、口臭と咀嚼に直接関係があるわけではないので適切ではありません。
×:蠕動運動とは腸の消化機能を表しますが、口臭や飲み込みにくさとの直接的な関係が低いので適切ではありません。
×:「口臭にAさんが気づかない」わけではないので、問題とは関係がありません。
⚪︎:こちらが正しいです。唾液分泌が不足していることで、水分がないと飲み込みづらく、口が乾いている状態=口臭に繋がってしまいます。
×:飲み込みにくさ=食べにくさではないので、消化不良などが直接的な原因とは考えにくいため適切ではありません。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
03
正解は「唾液分泌」です。
この問題は、Aさんの「水分と一緒に食べないと飲み込みにくい」という内容が重要です。
また、歯の欠損や麻痺もないことを踏まえて考えてみましょう。
不適切
咀嚼機能が低下した場合は以下の症状が現れます。
・噛みづらさ
・食べこぼし
・むせ込み
Aさんの発言から、水があれば飲み込めることがわかるので、
不適切だとわかります。
不適切
蠕動運動が低下した場合は、
便秘や腹部の張りが現れます。
不適切
嗅覚が低下した場合は、味を感じにくくなります。
しかし、Aさんにその訴えはないので不適切となります。
適切
唾液の分泌が低下すると、
飲み込みにくさや口腔内の乾燥が起こります。
また、味覚障害や口臭の原因となる歯周病の悪化にもつながります。
不適切
胃液分泌が低下すると、
胃もたれや吐き気などの症状が現れます。
口臭と飲み込みにくさを訴えている場合に考えられる、機能低下に関する問題でした。
介護の現場では、
利用者の訴えから病気が発見されるケースはよく見られます。
そのため、症状を正しく理解することは重要なスキルです。
参考になった数10
この解説の修正を提案する
前の問題(問22)へ
第37回(令和6年度) 問題一覧
次の問題(問24)へ