介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問22 (こころとからだのしくみ 問4)
問題文
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問22(こころとからだのしくみ 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 歯のくぼみの形成
- 歯の硬組織の軟化
- 歯髄の炎症・疼痛(とうつう)
- 歯のエナメル質の侵蝕(しんしょく)
- 歯周ポケットの形成
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「歯周ポケットの形成」です。
歯周病は、歯と歯ぐきの間で起こる病気で、進行すると歯を支えている骨まで溶かしてしまうことがある、少し怖い病気です。
この病気の初期に見られるサイン、そして進行によって現れる代表的な症状のひとつに「歯周ポケットの形成」があります。
歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間の溝が深くなった状態を指します。
健康な歯ぐきでは、歯と歯ぐきの間にごく浅い溝があるだけですが、歯周病が進むと、この部分に歯垢(プラーク)や歯石がたまり、炎症が起こります。
その結果、溝がどんどん深くなっていきます。
さらに悪化すると、歯を支える骨(歯槽骨)が破壊されてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあるのです。
高齢の利用者さんにとっては、こうしたお口のトラブルを防ぐことが、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。
歯周病の症状を正しく理解しておくことは、日々のケアで小さな異変に気づくためにも、非常に大切な知識といえるでしょう。
これは虫歯によって歯の表面に穴があく現象です。
歯周病とは関係がありません。
こちらも虫歯の症状であり、歯の表面が酸によって溶かされて柔らかくなることを指します。
歯髄は歯の神経部分です。
ここに炎症が起こって痛むのは「歯髄炎」と呼ばれ、歯周病とは異なる状態です。
これは、酸性の食品や胃酸の影響で歯の表面が溶ける「酸蝕症」に関連した症状です。
歯周病とは直接関係しません。
正解。
歯周病が進行すると歯ぐきの炎症によって歯と歯ぐきの間に深いすき間が生じます。
この歯周ポケットは、歯周病の進行度を知るうえでとても重要なサインです。
虫歯と歯周病は、どちらもよく知られたお口の病気ですが、実は原因も症状もまったく異なります。
虫歯は「歯そのもの」が溶けていく病気であるのに対し、歯周病は「歯を支える組織」に炎症が起こる病気です。
この違いをしっかり意識しておくと、選択肢で迷ったときにも正しく判断しやすくなりますよ。
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02
【口腔ケアの目的】
①虫歯や歯周病などの疾患の予防
②誤嚥性肺炎の予防
③唾液の分泌による自浄作用の促進
④口臭の除去
×:「歯のくぼみ」は、虫歯の特徴なので適切ではありません。
×:「硬組織の軟化」は、虫歯の特徴なので適切ではありません。
×:「炎症・疼痛」は、虫歯の特徴なので適切ではありません。
×:「エナメル質の侵蝕」は、酸蝕歯の特徴なので適切ではありません。
⚪︎:歯周ポケット=歯と歯茎の間に溝ができることで進行していきます。
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03
正解は「歯周ポケットの形成」です。
歯周病とは、歯茎や骨が細菌感染によって破壊される病気です。
初期段階では自覚症状が少ないため、
気づいたときにはかなり進行しているケースもあります。
また、糖尿病などの全身疾患との関連性も指摘されている病気です。
不適切
歯周病が原因と勘違いされやすいですが、
歯周ポケットによって歯肉溝が発生し、
歯がくぼんで見えます。
不適切
歯周病は、硬組織が軟化するのではなく、
歯を支えている歯槽骨が溶けています。
不適切
歯髄の炎症や疼痛は歯周病の症状ではなく、
進行した際の二次的な症状です。
不適切
歯のエナメル質の浸蝕は、歯周病の症状ではありません。
主な原因は、虫歯などによって発生します。
適切
歯周ポケットの形成は、歯周病の代表的な症状です。
歯周ポケットが深くなると最終的には、
歯が抜け落ちてしまうので早めの治療が必要になります。
今回は歯周病の症状に関する問題でした。
他の病気の症状と混在しないように注意しましょう。
また、歯周病が関係する病気も繋げて覚えておくのがおすすめです。
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