介護福祉士 過去問
解説あり

試験最新情報

第39回(2027年) 試験日(予想)
2027年1月24日(日)

試験日まで、221

介護福祉士試験の過去問と解説を第38回(令和7年度)〜第21回(平成20年度)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。介護福祉士試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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介護福祉士について

介護福祉士とは

介護福祉士とは、高齢者や障がいを持つ人の 生活をサポートする専門職 であり、 介護分野で唯一の国家資格です。

介護福祉士の仕事内容

介護福祉士の仕事は単に「お世話をする」だけではありません。

・ 食事・排泄・入浴などの身体介護
・ 認知症の方のケアや精神的サポート
・ 介護計画の立案やアドバイス
・ 家族や他の介護職員への指導・相談対応

現場での 実践的な介護技術 だけでなく、利用者さんが その人らしく生活できるよう支援します。

介護福祉士の役割

介護福祉士は、高齢者や障がいを持つ方が自立した生活を送れるよう支援する 専門職です。

単なる「お世話係」ではなく、利用者さんの生活の質(QOL)を向上させる ことが大きな役割です。

介護福祉士になるには

介護福祉士になるには、原則として介護福祉士国家試験に合格し、登録を受ける必要があります。

ただし、介護福祉士養成施設の卒業者については、経過措置があるため、卒業年度によって扱いが異なります。

介護福祉士の受験資格を得る主なルートは、次の4つです。

 

①実務経験ルート

働きながら介護福祉士を目指すルートです。

主な条件は、次のとおりです。

・介護などの実務経験が3年以上あること
・従業期間が1,095日以上あること
・実際に介護などの仕事に従事した日数が540日以上あること
・実務者研修を修了していること

実務者研修は450時間の研修です。

実務経験があるだけでは、原則として受験できません。実務経験3年以上と実務者研修修了の両方が必要です。

なお、介護職員基礎研修を修了し、さらに喀痰吸引等研修を修了している場合など、別の条件で受験資格を満たす場合もあります。

 

②養成施設ルート

介護福祉士養成施設で学んで介護福祉士を目指すルートです。

主な流れは、次のとおりです。

・介護福祉士養成施設で2年以上学ぶ
・または、福祉系大学などを卒業した後に、1年以上の養成施設で学ぶ
・国家試験を受ける

養成施設ルートには経過措置があります。

平成29年4月1日から令和9年3月31日までに介護福祉士養成施設を卒業する人は、卒業後5年間は、国家試験に合格していなくても介護福祉士として登録できます。

ただし、卒業後5年を過ぎても介護福祉士の登録を続けるには、次のどちらかが必要です。

・卒業後5年以内に国家試験に合格する
・卒業後5年間、続けて介護などの仕事に従事する

令和9年度以降に卒業する人は、国家試験に合格することが必要です。

 

③福祉系高校ルート

福祉系高校で学んで介護福祉士を目指すルートです。

主な流れは、次のとおりです。

・福祉系高校で必要な科目を学ぶ
・卒業後に国家試験を受ける

平成21年度以降に福祉系高校へ入学した人は、卒業により受験資格を得られます。

特例高校を卒業した人は、卒業後に9か月以上の介護などの実務経験が必要です。

 

④EPAルート

EPAとは、経済連携協定のことです。

EPAルートは、外国人介護福祉士候補者として介護施設などで働きながら、国家試験合格を目指すルートです。

主に、一定期間介護施設などで働き、実務経験を積んだうえで国家試験を受けます。対象者や条件が決まっているため、該当する人は必ず公式情報を確認する必要があります。

勉強方法

必要な勉強時間

合格率は年によって変わりますが、近年は70~80%台の年も多く、準備を積み上げれば十分合格を目指せます。

初学者(ゼロから学ぶ場合)で合計150~200時間(3~6ヶ月)、ある程度知識がある人(介護経験者)で合計100~150時間(2~4ヶ月)、短期集中型の方で合計50~100時間(1~2ヶ月)程度必要と言われています。

効率的な学習方法

介護福祉士試験は毎年似たような問題が出るので、「テキストを全部読む」より 過去問を解きながら学ぶ のが効率的です。

可能であれば過去問を5年分程度解き、間違えた問題を徹底的に復習することが有効です。

介護福祉士の関連資格

介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級)

介護の基礎知識を学ぶ資格(約130時間の研修)
・  初心者向けの研修で、介護福祉士を目指す第一歩

・ 訪問介護(ホームヘルパー) として働け、基本的な介護業務(食事・入浴・排泄の介助など)ができる

実務者研修

介護福祉士を受験するために必要(450時間の研修)
・ 実務経験ルートでの受験に必須

・ 医療的ケア(たん吸引・経管栄養)の知識も学べる。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護サービス計画(ケアプラン)を作成し、介護サービスを調整する専門職
・一定の実務経験を満たした後に試験を受験
・介護サービスの調整や相談業務を行う
・介護現場より「計画・相談業務」にシフトできる

 

 

介護福祉経営士

介護施設の運営・管理を学ぶ資格

・ 施設長・管理職を目指すなら有利

・ 介護×ビジネススキルを学びたい人におすすめ

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、車いす、介護ベッド、歩行器などの福祉用具について、利用者さんに合ったものを選ぶ手助けをする仕事です。

・福祉用具の選び方を助言します
・用具の使い方や安全な使い方を説明します
・介護施設や福祉用具の販売・貸与事業所で役立ちます
・都道府県が指定する講習を修了することで取得できます

福祉用具専門相談員の講習内容や時間数は、制度改正により見直されています。そのため、「何日で取れる」と断定せず、受講する都道府県や講習事業者の最新案内を確認することが大切です。

認定介護福祉士

介護福祉士の上級資格です。

・介護職員の指導やマネジメントを行う立場
・実務経験などの条件を満たし、養成研修を受講する必要があります

認知症介護実践者研修 / 認知症ケア専門士

認知症のケアに特化した資格

・ 介護施設で「認知症専門職」として活躍できる

・ 特養・グループホームで特に求められるスキル

介護予防運動指導員

「転倒予防」「運動プログラム」などを学ぶ健康づくり支援のための資格

・ デイサービスやリハビリ施設で役立つ

・ フィットネスやリハビリ系の仕事と相性がよく、運動指導ができると、より幅広い介護サービスが提供できる

 

試験の概要

試験会場

試験地は、全国の主要都市に設けられ、受験申込時に希望する試験地を選択します。

最新の試験情報や詳細は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの公式ウェブサイトで確認することができます。

https://www.sssc.or.jp

試験日時

介護福祉士国家試験は、例年1月下旬の日曜日に実施されます。

第39回(令和8年度):令和9年(2027年)1月31日(日)

出題基準

出題基準は、介護福祉士として必要な知識と技術を確認するために定められています。

試験問題は13科目から出題されます。

具体的には、人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーション、社会の理解、こころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケア、介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術、介護過程、総合問題です。

なお、合否判定では11試験科目群すべてで得点があることが必要です。13科目がそのまま13の合否判定単位になるわけではない点に注意が必要です。たとえば、「人間の尊厳と自立」と「介護の基本」は1つの科目群として扱われます。

試験は11科目群で構成されています。 

受験手数料

18,380円

合格発表

介護福祉士国家試験の合格発表は、毎年3月下旬に行われます。

第39回は令和9年(2027年)3月23日です。

 

・ 公式ウェブサイトでの確認: 合格発表当日の午後2時より、試験センターのホームページにて、合格者の受験番号が掲載されます。

・ 郵送による通知: 令和9年(2027年)3月26日(金)

出題方式

 

介護福祉士国家試験は筆記(マークシート)で実施されます。実技試験は廃止されています。

筆記試験
 ・マークシート方式・全125問
 ・試験時間:合計220分(午前105分+午後115分)

 

また、視覚や読字に配慮が必要な人に対しては、ふりがな付き問題用紙や試験時間延長(1.5倍)などの特別措置が設けられる場合があります(事前申請が必要です)。

 

受験申込方法

第38回までは、郵送申込を基本としつつ、一部の受験者はインターネット申込が利用できました。

しかし、第39回からは受験申込方法が変わる予定で、すべての受験者を対象にインターネット申込ができるよう準備中と案内されています。申込方法の詳細は令和8年7月上旬ごろ公表予定です。

受験申請受付期間

例年、8月上旬から9月上旬にかけて行われます。

受付期間:令和8年(2026年)7月22日(水)〜9月2日(水)

日程の詳細は、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの公式ウェブサイトで確認することができます。

https://www.sssc.or.jp/

受験票の交付

例年、試験日の約1ヶ月前(12月下旬〜1月上旬頃)に郵送されます。

合格情報

合格基準・パート合格制度

介護福祉士国家試験では、Aパート、Bパート、Cパートごとのパート合格制度があります。

第38回試験でパート合格の判定が行われ、第39回試験から、パート合格を利用して不合格だったパートのみを受験できるようになります。

パート合格となったパートは、翌年と翌々年まで有効です。

第39回以降、パート合格者は、次のどちらかを選ぶことができます。

・全パートを受験する
・不合格だったパートだけを受験する

ただし、不合格だったパートの一部だけを選んで受験することはできません。

全体合格の基本条件は、総得点と11試験科目群の得点です。Aパート、Bパート、Cパートの基準点は、主にパート合格や一部パート受験者の判定に関係します。

第39回試験のパート別配点は、次のとおりです。

パート配点
Aパート60点
Bパート45点
Cパート20点

第38回試験のパート別合格基準点は、次のとおりです。

パート合格基準点
Aパート32.23点
Bパート20.43点
Cパート11.33点

第38回試験のパート別合格者数は、次のとおりです。

パートパート合格者数
Aパート3,935人
Bパート1,509人
Cパート6,181人

登録証の交付

国家試験に合格しただけでは、正式に介護福祉士として登録されたことにはなりません。合格後、登録申請を行い、登録証の交付を受ける必要があります。

合格者には、合格発表後に「登録の手引き」が送付 されます。

申請書を記入し、登録手数料の払込証明書、本人確認書類等を公益財団法人 社会福祉振興・試験センターに郵送します。

不備がなければ、登録証は1か月半程度で発送されます。

介護福祉士の登録免許税は9,000円、登録手数料は3,320円です。

合格率

介護福祉士国家試験の合格率は、年度によって変動しています。近年では70%以上となっています。

※年によって上下するため、合格率だけで難しさを判断しないことが大切です。

試験回次実施年受験者数合格者数合格率
第27回2015153,80893,76061.0%
第28回2016152,57388,30057.9%
第29回201776,32355,03172.1%
第30回201892,65465,57470.8%
第31回201994,61069,73673.7%
第32回202084,03258,74569.9%
第33回202184,48359,97571.0%
第34回202283,08260,09972.3%
第35回202379,15166,71184.3%
第36回202474,59561,74782.8%
第37回202575,38758,99278.3%
第38回202678,46954,98770.1%